私の息子は生まれつき障がいをもっていまして、歩いたり、しゃべったり、座ることさえできません。ふつうの子ども達は学校が終わったら、友達と遊んだり習い事をしたりスポーツクラブに行ったりするのですが、うちの子は椅子に座ってテレビを見ていることしかできません。｢なんとかふつうの子と同じように楽しい放課後を過ごして欲しい｣と思い、放課後デイを立ち上げました。ここでは音楽、制作、スポーツなどのプログラムがあり、子ども達は毎日練習しています。

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そんな子ども達が6/24、ついに発表会を迎えます。
衣装も楽器も手づくりです。もちろん、障がいには程度があるので、上手にできるわけではありません。ボーっとしてしまう人、楽器を握るので精一杯の人、じっと一ヶ所に立っていられない人、様々です。そんな中でも、みんなの前に立って拍手を受ける経験をして欲しい、毎日の努力が報われるよろこびを感じて欲しい。そう考えています。

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ぜひ皆様方におかれましては、こちらのイベントに参加していただき、子ども達に惜しみない拍手を送っていただければと存じます。ささやかながら参加者に楽しんで頂ける催しも用意してございます。

プロの音楽家を招待しまして、ディズニーやアニメソングなど親しみやすいクラシック観賞と音楽紙芝居を上演させていただきます。普段、音楽ホールには縁遠い方(障がい児、幼児、赤子)には特にオススメします。また、パラリンピック競技である｢ボッチャ大会｣を開催いたします。ボッチャとはボーリングのような重度障害者でも楽しめるスポーツでして、簡易ルールとハンディをもちいて楽しく和やかに行いたいと思っています。